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第一話「tolerant of mid night 」
男は宙を眺めていた

正確に言うと部屋の天井と自分の間にある空気をただ眺めていた

いつのまにか日は暮れひとりの部屋はただ闇に沈んでいった

「昨日の出来事は完全に独立した事象、出来事で今後の自分とは関係ない」

そう彼は何度も自分に暗示をかけるかのように頭の中でつぶやいた

その結論は、あまりにも脆い結論で

砂場の山を崩すよりもたやすく、誰かの一言ですぐに崩れてしまうものであったが

自分だけのこの空間の中ではやっとの結論であった。

部屋は闇にすっかり埋もれていて

窓の外の町の灯りは彼のことを見つけることが出来ず

部屋に届くことはない

時々、幹線道路の車たちが部屋を覘こうとするもののすぐに通り過ぎ

男はそのまま沈んでいくように眠るのだった

第二話「おもちゃ屋から逃げ出したグレムリンと」
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